LPとの比較で考察する映像の強みと、少しだけサイネージ。 | 株式会社アームス -企業プロモーションに特化した映像制作・WEBコンサルティング-

LPとの比較で考察する映像の強みと、少しだけサイネージ。

ノートパソコンはマックに限るというファイナルアンサーを得ました。
お久しぶりです、DTPをかじりだしてクリエイター面を装うようになった梶です。

 

最近、ドラッグストアに愛用のサプリメントを買いに行ったときのこと。
新商品でしょうか?レジの近くに商品が高々と積まれており、宣材用のポップとタブレットが宙に浮いていました。
タブレットはCM映像を延々とリピート再生しているだけの様子。

 

「これを飲んだら毎日健康で、目覚めもスッキリなんです!」

 

やけに白い歯をしたおじいちゃんとおばあちゃんが粉末を牛乳に溶かし、一気飲みした後に満面の笑みを浮かべながらこのセリフを言っていました。なるほど、たしかに健康的な映像が続いています。

 

プッシュしたい商品をオススメしたい消費者層に対してどのようにプロモーションしていくか。
きっとこの映像を作るために何人もの人がプロジェクトに携わり、練りに練って制作したのでしょう。

 

「なるほど、おじいさんとおばあさんを起用したのはターゲット層の年齢とかぶるからか!」

 

なーんて一人で感心しながら店をあとにしました。
当然、商品は買っていません。

 

私は主戦場がWEBなのですが、ランディングページに通じる何かをその映像から感じました。
ランディングページなんかは閲覧者に縦に読み進めてもらって「あ、これまさに自分の状況そのものじゃん!もしかして解決できるのか!?」と感じてもらうことが何よりも必要だったりするのです。自分と、それを取り巻く環境下にあるサービスにネットユーザーは興味津々になってくれます。なのでより興味津々になってもらうための能動的なアプローチを「情報としてデザインする必要」があります。目標はとにかく、共感。

 

例えば、その共感を得るためにわざわざ「こんなことでお困りではありませんか?」というあるあるネタをLP内で紹介したりします。これは今でも鉄板の宣伝手法ですね。不安を煽って商品やサービスを購入してもらおうという魂胆ではなく、前述の通り、単純に「共感」を得るためだけに朝方まで号泣しながらデザインします。

 

そんで、なんで映像が恐ろしいのかって。

 

映像の場合だと、共感を得る為にわざわざ紹介コンテンツを用意したりしなくて済むのが恐ろしい。
商品がターゲットとしているペルソナ(ターゲット層の特徴を反映した仮想上の人物)をそのままモデルにして起用してしまえば興味・共感を手にすることが可能だったりするのです。

 

例えば就活生をターゲットにするならリクルートスーツを着た然るべき年代のフレッシュな男女、バーテンダーをターゲットにするならそのままバーテンダー、サブカル系をターゲットにするならサブカル系…etc

 

ターゲットの特徴がうまくペルソナ化されて映像に出演していると、その属性に準ずる人に強烈なアプローチを仕掛けることが可能になります。なんとなく、自分に関係しそうなCM映像って触りの部分だけでも見ようって思っちゃいませんか?的外れでもいいんです、観るのをやめればいいんですから。

 

WEBの場合は前述の通り、興味を持ってもらうためのコンテンツを夜明けまでコオロギの様にシクシク泣きながらデザインする必要があり、なおかつ、訪問者にそれを読んでもらうという行動を強いる必要があります。ただし映像の場合はその情報を手に入れるために何かしらの行動を強いられる必要もありません。

 

そして、それら映像の持つ特性をフル活用したものの1つがサイネージだったりするんですね。
近所にあるハンバーグ屋さんも、テレビ番組で取り上げられたときのVTRを店頭でリピート再生しています。
案外気づいていないだけで、サイネージを有効活用している街場の店舗様って結構多いです。

 

商店街を歩いていて、広告やポスターを見かけても素通りしてしまう。でも、モニターに映像と音が流れていたらチラ見してしまう。サイネージの強みは「街中でも興味をひくことが可能」という点です。興味をひくのって恐ろしく大変で、呼び込みをしたりチラシをくばったり、その課題をクリアするために数多くの店舗様は努力をされています。

 

サイネージは呼び込みや販促の役目も果たしてくれるので、かなりお利口さんだと思います。
デジタルサイネージが店頭ポスターや呼び込みにうって変わる、映像によるパラダイムシフトは着々と進行しています。
電車の中でも映像が流れだして久しいですが、映像が身近な存在になった今、時代がシフトしていることを実感します。

 

あとはそれをどう活用し、ビジネスに取り入れていくか。
時代に合わせるって、きっとそういうことなのでしょう。

 

デザイナー 梶