採用活動の成否はクリエティブ力で決まる

 

今も昔も、企業の成長を支えるエンジンは「人材」である事に変わりはありません。AI(人工知能)が更に進化していく過程に於いても同様で、むしろAIと共存せざるを得ない未来こそ、より「人材の価値」は高まっていくと考えます。

 

 

いわゆる巷に蔓延る「AI脅威論」はあまりにも漠然とし過ぎていて、まるでAIそのものが意思を持って人類を破滅に向かわせる…などといったトンデモ系から、労働者のアイデンティティを揺るがしかねない脅威として語られがちです。

 

 

しかし、

 

 

AIにできる事はAIに任せ、人間にしか出来ない仕事を人間がする。

 

 

というシンプルすぎる結論は30年後も変わらないのではないでしょうか。

かの林修氏は、社会で活躍するために必要な能力はたった2つに集約されると云いました。

 

 

「問題を解決する能力」と「新しい何かを創造する能力」

 

 

この「解決」と「創造」というキーワードはAIと人間が協調していく上でも重要なキーワードで、その過程のトライ&エラーから得られた膨大なデータこそがAIの挙動の原則なのです。人にはよりクリエイティブである事と、高度な政治判断、突破力が求められるのではないでしょうか。

 

 

コンテンツマーケティングの世界でも「パーソナライズド動画」という動画の自動生成サービスがいくつか存在しますが、そこには「動画だから情報量が多い」や「直感的な理解を促しやすい」という実用的な優位性があるだけです。

 

 

企業が発展していくためにAIの進化は欠かせませんが、それ以上に人材というリソースの価値は日に日に高まっていく事でしょう。そういった観点からも、リクルート活動の成否が企業の未来を決定づける事になりますし、採用の分野で遅れを取る事は死活問題なのです。

 

しかし、今はバブル期並みの「売り手市場」で企業は優秀な人材の確保に困窮しています。そんな背景もあり我々も含めた採用クリエイティブの業界は正に活況を呈しています。

 

 

そんな中で企業が最も恐れるのは、費用も労力もかけて確保した人材からの「内定辞退」です。特に新卒採用では、書類選考を通過したタイミングでその企業について詳しくリサーチするという行動が多く見られるようです。

 

そこで給与や福利厚生などの条件面だけなく、会社の将来的なヴィジョンや理念、先輩従業員の人柄や雰囲気はどうか?などを隈なくチェックし、ふるいにかけ自分に最適であろう企業を選択していきます。これは求職者に限った事ではなく、その親御さん、学校サイドも同様に企業を厳しい目で「査定」します。

 

 

企業は「選んでもらう」ためにどういった手を打てば良いのか。専門では無いので一概には言えませんが、求職者と感性が共有でき、ここで働きたいと思ってもらえるような「未来」を連想させる事がやはり重要であると考えます。そういったノウハウを積み上げ、様々な施策が「勝ちパターン」として方程式化される事が採用活動の理想形です。

 

 

その「勝ちパターンの方程式化」に大きく寄与できるのはやはり採用動画とリクルートサイトによるブランディングです。ブランディングというと漠然としていますが、企業の権威付けであり、求職者にファンになってもらうアプローチと云えばいいでしょうか。大手企業がやってきた事を中小零細企業も行なっていかなければいけません。

 

 

 

・どんな人たちが働いているのか

 

・より具体的な業務内容はどういった物か

 

・職場の環境はどうか

 

・将来的ヴィジョンに共感できるか

 

・自由な発想で仕事が出来るかどうか

 

・その職場で働く自分を「カッコイイ」と思えるか

 

 

そういった要素をいかにスマートに求職者に伝搬できるか、が採用クリエイティブの成否のカギです。

 

 

有名求人サイトに求人広告を出稿する為の費用は小さくありません。かつ掲載スペースも掲載期間も限定されていて企業の本当に伝えたいコトを伝えるには窮屈すぎるのです。どうせ費用をかけてプロモーションするのであれば自由なスペースで、自分たちのやりたいように発信し、データを蓄積し、PDCAサイクルを廻し、自社のノウハウとして確立していく。クリエイティブで成果を上げるのが課題解決への近道と考える企業が大小問わず増えているのです。

 

 

 

まさに「創造をもって解決に導く」

 

 

 

今はバブル期並みの有効求人倍率ですが、やるべき事は求職者に「手を変え品を変え媚びへつらう」ことではなく、企業の権威を高め、ファンを獲得していくためのクリエイティブな施策です。一方で外国人労働者の力も無視できません。コンテンツを作ったら、それを多言語化し海の向こうにも発信するべきでしょう。

 

 

採用動画をはじめとする採用クリエイティブは1サイクル周りきった感があります。

ここからどう新たな提示を創造していけるか。

 

 

 

本当の勝負はこれからかも知れません。

 

 

 

アームス代表 山本